監督⇒ ジョー・ダンテ
製作⇒ マイケル・フィネル、ジャック・コンラッド
製作総指揮⇒ ダニエル・H・ブラット、スティーヴン・A・レイン
脚本⇒ ジョン・セイルズ、テレンス・H・ウィンクルス
音楽⇒ ピノ・ドナッジオ
出演⇒ ディー・ウォレス、パトリック・マクニー、デニス・デューガン、クリストファー・ストーン、ベリンダ・バラスキー
公開⇒ 1981年
アメリカ映画
狼男あるいは狼人間の映画は古くからいくつも作られてますが、
最も面白いのが本作ではないでしょうか。
この映画の最大の見どころは何と言っても狼に変身するシーンです。
それ以前の映画では、オーバーラップ技法によって狼に変身するシーンを演出してましたが、
この映画では人間の顔が歪み狼のように口先が伸びていく様子を時間を掛けて特殊技術で見せていました。
あの変身シーンはインパクトありましたね。
今ならコンピューターグラフィックスでどんな変身シーンでも作れますが、
まだCGがなかった当時、役者のメイクと機械操作のダミーであんなリアルな変身シーンを表現していたのですからすごい技術だと思いますし、
かえってCGよりもリアルさがありましたね。
もちろん、恐怖を盛り上げてゆくサスペンスも見事でした。
それまでの変身シーンのイメージを変えた革新的な映画でした。
評価 ★★★★
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2014年08月24日
2014年08月14日
ジュマンジ
監督⇒ ジョー・ジョンストン
製作⇒ スコット・クルーフ、ウィリアム・タイトラー
製作総指揮⇒ テッド・フィールド、ラリー・J・フランコ
脚本⇒ ジョナサン・ヘンズリー、グレッグ・テイラー
音楽⇒ ジェームズ・ホーナー
出演⇒ ロビン・ウィリアムズ、ジョナサン・ハイド、キルスティン・ダンスト、ブラッドリー・ピアース、ボニー・ハント
公開⇒ 1995年
アメリカ映画
つい先日、アメリカの俳優ロビン・ウィリアムズ氏の訃報を知りました。自殺だったとは衝撃でした。
うつ病を患っていたそうで、それが原因のようです。
しかし、さまざまな映画で活躍しアカデミー助演男優賞も受賞して、
俳優として成功の人生だったのに「なぜ?」という思いが残りますが、
頂点を極めた人はそれはそれで悩みもあるのでしょう。
それで、今回はその追悼としてロビン・ウィリアムズ主演の映画で私が最も気に入っていた『ジュマンジ』について書いておきます。
「ジュマンジ」というのは不思議な現象を起こすスゴロクに似たゲームで、
屋根裏部屋でそのゲームを発見した子どもたちがそれで遊んでいると、
サイコロを振った結果が現実に生じるという不思議な現象が起き、
その結果として猛獣や像などの野生動物が現われて走り回るなどの騒動が起きるという内容で、
ファンタジーの面白さが楽しめる作品でした。
最大の見どころがコンピューターグラフィックスやアニマトロニクスという動物のロボットなど、
特撮を駆使した映像で、よくできた映像だったと思ってます。
もちろん、映像だけでなく話の筋もよくできていて面白い内容でしたね。
この映画でも主演のロビン・ウィリアムズがユーモラスな演技で楽しませてくれました。
ロビン・ウィリアムズ氏の冥福を祈ります。
評価 ★★★★
『ジュマンジ』のBlu-rayはこちら
製作⇒ スコット・クルーフ、ウィリアム・タイトラー
製作総指揮⇒ テッド・フィールド、ラリー・J・フランコ
脚本⇒ ジョナサン・ヘンズリー、グレッグ・テイラー
音楽⇒ ジェームズ・ホーナー
出演⇒ ロビン・ウィリアムズ、ジョナサン・ハイド、キルスティン・ダンスト、ブラッドリー・ピアース、ボニー・ハント
公開⇒ 1995年
アメリカ映画
つい先日、アメリカの俳優ロビン・ウィリアムズ氏の訃報を知りました。自殺だったとは衝撃でした。
うつ病を患っていたそうで、それが原因のようです。
しかし、さまざまな映画で活躍しアカデミー助演男優賞も受賞して、
俳優として成功の人生だったのに「なぜ?」という思いが残りますが、
頂点を極めた人はそれはそれで悩みもあるのでしょう。
それで、今回はその追悼としてロビン・ウィリアムズ主演の映画で私が最も気に入っていた『ジュマンジ』について書いておきます。
「ジュマンジ」というのは不思議な現象を起こすスゴロクに似たゲームで、
屋根裏部屋でそのゲームを発見した子どもたちがそれで遊んでいると、
サイコロを振った結果が現実に生じるという不思議な現象が起き、
その結果として猛獣や像などの野生動物が現われて走り回るなどの騒動が起きるという内容で、
ファンタジーの面白さが楽しめる作品でした。
最大の見どころがコンピューターグラフィックスやアニマトロニクスという動物のロボットなど、
特撮を駆使した映像で、よくできた映像だったと思ってます。
もちろん、映像だけでなく話の筋もよくできていて面白い内容でしたね。
この映画でも主演のロビン・ウィリアムズがユーモラスな演技で楽しませてくれました。
ロビン・ウィリアムズ氏の冥福を祈ります。
評価 ★★★★
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2014年08月05日
ミスター・ノーボディ
監督⇒ トニーノ・ヴァレリ
製作⇒ クラウディオ・マンシーニ
原案⇒ セルジオ・レオーネ、フルヴィオ・モルセラ、エルネスト・ガスタルディ
脚本⇒ エルネスト・ガスタルディ
音楽⇒ エンニオ・モリコーネ
出演⇒ テレンス・ヒル、ヘンリー・フォンダ、レオ・ゴードン、ピエロ・ルッリ、ジャン・マルタン、ジェフリー・ルイス、R・G・アームストロング
公開⇒ 1973年
イタリア/フランス/西ドイツ映画
マカロニウエスタン後期の作品『ミスター・ノーボディ』。
何とセルジオ・レオーネが原案者の1人だそうで、
見てみると、これがなかなか面白かったですね。
内容はコメディ調で、主演のテレンス・ヒルがフランコ・ネロ似のニヒルさとは打って変わった飄々とした役柄を演じてました。
私は見てませんが、この作以前にも『風来坊』という同じく
マカロニウエスタン作品でも同じような役柄で人気があったそうなので、
こういうコメディ調も似合ってるようですね。
それとハリウッドの大物俳優ヘンリー・フォンダが伝説の凄腕ガンマン役で出てました。
マカロニウエスタンにはこれで2回めの出演になります。
前回は極悪人役でしたが、この作品では悪を倒す方で出てました。
随所に笑える場面があり、テレンス・ヒルが敵と戦うところも実にアイデア満載のギャグが効いていて楽しめました。
しかし、コメディ調ではあっても西部劇としての筋立ては本格的で、
ヘンリー・フォンダが1人で150人の強盗団と対決する場面は圧巻でしたね。
衰退期のマカロニウエスタンですが、
セルジオ・レオーネ最後のマカロニ・ウエスタンとも言われる、
コメディ路線で成功した名作です。
評価 ★★★★
英語版
イタリア語版
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製作⇒ クラウディオ・マンシーニ
原案⇒ セルジオ・レオーネ、フルヴィオ・モルセラ、エルネスト・ガスタルディ
脚本⇒ エルネスト・ガスタルディ
音楽⇒ エンニオ・モリコーネ
出演⇒ テレンス・ヒル、ヘンリー・フォンダ、レオ・ゴードン、ピエロ・ルッリ、ジャン・マルタン、ジェフリー・ルイス、R・G・アームストロング
公開⇒ 1973年
イタリア/フランス/西ドイツ映画
マカロニウエスタン後期の作品『ミスター・ノーボディ』。
何とセルジオ・レオーネが原案者の1人だそうで、
見てみると、これがなかなか面白かったですね。
内容はコメディ調で、主演のテレンス・ヒルがフランコ・ネロ似のニヒルさとは打って変わった飄々とした役柄を演じてました。
私は見てませんが、この作以前にも『風来坊』という同じく
マカロニウエスタン作品でも同じような役柄で人気があったそうなので、
こういうコメディ調も似合ってるようですね。
それとハリウッドの大物俳優ヘンリー・フォンダが伝説の凄腕ガンマン役で出てました。
マカロニウエスタンにはこれで2回めの出演になります。
前回は極悪人役でしたが、この作品では悪を倒す方で出てました。
随所に笑える場面があり、テレンス・ヒルが敵と戦うところも実にアイデア満載のギャグが効いていて楽しめました。
しかし、コメディ調ではあっても西部劇としての筋立ては本格的で、
ヘンリー・フォンダが1人で150人の強盗団と対決する場面は圧巻でしたね。
衰退期のマカロニウエスタンですが、
セルジオ・レオーネ最後のマカロニ・ウエスタンとも言われる、
コメディ路線で成功した名作です。
評価 ★★★★
英語版
イタリア語版
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