製作⇒ フランク・マーシャル、パトリック・クロウリー
製作総指揮⇒ スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
脚本⇒ リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、コリン・トレボロウ、デレク・コノリー
原案⇒ リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー
原作⇒ マイケル・クライトン (キャラクター原案)
音楽⇒ マイケル・ジアッチーノ
出演者⇒ クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジュディ・グリア、ローレン・ラプクス、ジェイク・ジョンソン、ジョディ・リン・ブロックストン、ヴィンセント・ドノフリオ、ニック・ロビンソン、ケイティ・マクグラス、B・D・ウォン、ブライアン・ティー、イルファーン・カーン、タイ・シンプキンス
公開⇒ 2015年
アメリカ映画
今回紹介する映画は、去年公開された『ジュラシック・ワールド』です。
この作品は『ジュラシック・パーク』、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』、『ジュラシック・パークIII』から続くシリーズの4作目になります。
私は2作目も3作目も第1作の面白さには敵わないと思ってたんですが、
4作目の本作は意外に面白かったですね。
と言うか、この作品が第1作よりも面白いくらいでしたね。
もともと恐竜を扱った映画は私は大好きなんですが、
この作品はコンピューターグラフィックスによる恐竜のリアルな造形にしてもストーリー展開にしても素晴らしかったです。
登場する恐竜の主なものは、ヴェロキラプトル、ティラノサウルス、アンキロサウルス、アパトサウルス、プテラノドンなどおなじみの恐竜も多いですが、
それらに混じって、モササウルスという体つきがアザラシやオットセイのような手足がヒレのようになっている巨大な肉食海棲爬虫類(厳密には恐竜の種類ではないそうです)が出てましたね。
手なずけて、パーク内でイルカショーのような餌やりで見せ物にしているシーンがなかなか圧巻でした。
そして本作で特徴的なのが、インドミナス・レックスという恐竜で、
これは実在した恐竜ではなく、この映画ではティラノサウルスのDNAを基本に、
ヴェロキラプトル、アベリサウルス、カルノタウルス、マジュンガサウルス、ルゴプス、ギガノトサウルス、テリジノサウルスなどのDNAを加えて遺伝子組み換えによって誕生させたという設定になっています。
それぞれの恐竜のDNAにより、その特徴を具えていてすごく獰猛で高い知能も持つという最強の恐竜という設定になっているので、
より面白みのある内容になってました。
この映画の面白さは先にも書いたように、
CGによる恐竜のリアルな造形と動きにあります。
こういう映画を見ると昔の恐竜映画は見れないと思ってしまうくらいで、
本当に映画の技術も進化したものですね。
もちろんいくら恐竜の造形や動きが素晴らしくても、
それだけではそれほど面白いと思える映画にはなりません。
やはり練られたストーリーがあって超絶面白いと思える作品に仕上がるわけです。
この作品はそんな超絶面白い映画だと言えます。
続編も制作される予定ということなので、今から楽しみにしています。
評価 ★★★★★
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