脚本⇒ マシュー・マイケル・カーナハン、ドリュー・ゴダード、デイモン・リンデロフ
原案⇒ マシュー・マイケル・カーナハン、J・マイケル・ストラジンスキー
原作⇒ マックス・ブルックス
製作⇒ ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー、イアン・ブライス
製作総指揮⇒ デヴィッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、ティム・ヘディントン、グレアム・キング、ポール・シュウェイク、ブラッドフォード・シンプソン
音楽⇒ マルコ・ベルトラミ
出演者⇒ ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ダニエラ・ケルテス、ジェームズ・バッジ・デール、ファナ・モコエナ
公開⇒ 2013年
アメリカ映画
長くブログを放置してましたが、久々に映画の感想を書いてみます。
今回はゾンビ映画の『ワールド・ウォーZ』です。
主演はあのブラッド・ピット。
ブラッド・ピットがゾンビ映画に出演するとは意外でした。
ゾンビ映画のようなホラーには出ないのだろうと思ってたので驚いたものです。
しかもプロデュースまでしているので、本人も乗り気の映画だったようです。
私はゾンビ映画といえば以前はあまり関心がありませんでした。
昔、ゾンビ映画の開拓者と言われるジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(原題『Dawn of the Dead』)と
『死霊のえじき』(原題『Day of the Dead』)を観たことがありますが、
グロテスクなばかりで内容的にあまり面白いとは思わなかったので関心がなかったのです。
それが、以前このブログにも書いた日本製ゾンビ映画の『カメラを止めるな!』を観てから考えが変わったんです。
『カメラを止めるな!』はゾンビ映画の王道ではなく、ひねった内容でしたが、
他のゾンビ映画も観てみたいと思うようになり、YouTubeを観てみると、ゾンビ映画が有名無名合わせてたくさん見つかり、
それからはゾンビ映画にハマってしまい、ひまがあれば片っ端から観ていきました。
まあ、ほとんどのゾンビ映画はB級以下の今ひとつな内容ばかりでしたが、
それでもいくつかは繰り返し観たいと思える作品もありました。
そんな中で今回紹介する『ワールド・ウォーZ』はゾンビ映画の中では最高傑作だと思います。
まず出てくるゾンビの数がハンパなく、しかもダッシュで走って生きてる人間に襲いかかるので恐怖感も高まります。
ロメロ監督のゾンビは歩くタイプでしたが、その後、走るゾンビ映画が主流になってきた感があります。
本作のゾンビもすごい速さでダッシュしてくるので緊迫感にあふれていますし、
特に航空機の中でゾンビが襲ってくる場面は見どころになってますね。
それに、ゾンビ映画の中にはコメディ調の作品も多いんですが、
本作では大真面目なシリアスなゾンビ映画に仕上げているので、
現実にはあり得ない話だと分かっていても、恐怖感と緊迫感がいやが上にも高まって見入ってしまいました。
それにしても、先にも書きましたが、ゾンビ映画はショートムービーも合わせて今も続々と作られているのを見ると、
「ゾンビ映画は不滅だ」とさえ思ってしまいます。
評価 ★★★★★
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