監督⇒ マイケル・ベイ
製作⇒ ドン・マーフィー、トム・デサント、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、イアン・ブライス
製作総指揮⇒ スティーヴン・スピルバーグ、マイケル・ベイ、ブライアン・ゴールドナー、マーク・ヴァーラディアン
脚本⇒ アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
原案⇒ アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、ジョン・ロジャース
出演者⇒ シャイア・ラブーフ、タイリース・ギブソン、ジョシュ・デュアメル、アンソニー・アンダーソン、ミーガン・フォックス、レイチェル・テイラー、ジョン・タトゥーロ、ジョン・ヴォイト、ピーター・カレン、ヒューゴ・ウィーヴィング
主題歌⇒ リンキンパーク「ワット・アイヴ・ダン」
公開⇒ 2007年
アメリカ映画
しばらく更新を休んでしまいましたが、久しぶりに新しい記事を書いておきます。
今回はアメリカ映画『トランスフォーマー』です。
私は近頃まで知らなかったんですが、この映画のキャラクターや設定はもともとは日本の玩具メーカーが販売していた変形ロボットのオモチャだそうで、
それを業務提携していたアメリカの玩具メーカーがアメリカで『TRANSFORMERS』として販売したら大ヒット商品になり、
それを日本に逆輸入したものが『トランスフォーマー』シリーズなのだそうです。
そしてコミック化やアニメ化もされていたそうです。私は全く知りませんでした。
それはともかく、最新の技術で実写化されたこの映画は映像が素晴らしく、
ストーリー展開も面白かったですね。
特に車から巨大ロボットに変形するところやバトルシーンがなかなか斬新かつ迫力ある映像で見応えありました。
また、コメディ調でありながらシリアスな場面もあるところが飽きの来ない面白さでしたね。
ただ、主人公とヒロインの恋愛のところでアメリカの青春映画にありがちな過度なウキウキムードになるところが何だか鼻についてしまいました。
まあ、そういったところはあっても、全体として面白い作品でした。
この作品はシリーズ化されて今のところ4作目まで公開されてますが、
私はやはりこの第1作が最も面白かったです。
評価 ★★★★
『トランスフォーマー』シリーズセットのBlu-rayはこちら
2015年05月17日
2015年01月12日
アバター
監督⇒ ジェームズ・キャメロン
製作⇒ ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー、ジョシュ・マクラグレン
製作総指揮⇒ コリン・ウィルソン、レータ・カログリディス
脚本⇒ ジェームズ・キャメロン
音楽⇒ ジェームズ・ホーナー
出演者⇒ サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー、ゾーイ・サルダナ、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ
公開⇒ 2009年
アメリカ映画
今回は3D映像が話題となった『アバター』の感想です。
私はこういう映画は立体映像の斬新さは話題になっても内容的には大して面白くないのではないかと思っていたんですが、
見てみると、ストーリーもアクションシーンも、
登場する生物や兵器などの造形にしても惹きつけられる面白さがありましたね。
3D映像を抜きにしても素晴らしい映画だと思えました。
内容としては、西部開拓時、侵略してくる白人と先住民族のネイティブ・アメリカンが戦い、
白人の主人公が先住民側について共に侵略者と戦うという構図の宇宙版といった作りになっていて、
衛星パンドラの先住民族ナヴィの生活様態も考え方もネイティブ・アメリカンを彷彿とさせるものでした。
しかしそういったありきたりな構成になっていても、飽きのこない作りになっていました。
何と言ってもコンピューター・グラフィックスによる戦闘シーンや映像美が圧巻でした。
それと、地球人がパンドラでナヴィに接触するために使う人造生命体アバターというのも
この作品を面白くしている要素でしたね。
アクションや映像の面白さや美しさだけの映画にとどまらず、
ジェームズ・キャメロンが訴えたいことが伝わる作品でした。
評価 ★★★★
『アバター』のBlu-rayはこちら
製作⇒ ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー、ジョシュ・マクラグレン
製作総指揮⇒ コリン・ウィルソン、レータ・カログリディス
脚本⇒ ジェームズ・キャメロン
音楽⇒ ジェームズ・ホーナー
出演者⇒ サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー、ゾーイ・サルダナ、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ
公開⇒ 2009年
アメリカ映画
今回は3D映像が話題となった『アバター』の感想です。
私はこういう映画は立体映像の斬新さは話題になっても内容的には大して面白くないのではないかと思っていたんですが、
見てみると、ストーリーもアクションシーンも、
登場する生物や兵器などの造形にしても惹きつけられる面白さがありましたね。
3D映像を抜きにしても素晴らしい映画だと思えました。
内容としては、西部開拓時、侵略してくる白人と先住民族のネイティブ・アメリカンが戦い、
白人の主人公が先住民側について共に侵略者と戦うという構図の宇宙版といった作りになっていて、
衛星パンドラの先住民族ナヴィの生活様態も考え方もネイティブ・アメリカンを彷彿とさせるものでした。
しかしそういったありきたりな構成になっていても、飽きのこない作りになっていました。
何と言ってもコンピューター・グラフィックスによる戦闘シーンや映像美が圧巻でした。
それと、地球人がパンドラでナヴィに接触するために使う人造生命体アバターというのも
この作品を面白くしている要素でしたね。
アクションや映像の面白さや美しさだけの映画にとどまらず、
ジェームズ・キャメロンが訴えたいことが伝わる作品でした。
評価 ★★★★
『アバター』のBlu-rayはこちら
2014年09月21日
ニューヨーク1997
監督⇒ ジョン・カーペンター
製作⇒ デブラ・ヒル、ラリー・J・フランコ
脚本⇒ ジョン・カーペンター、ニック・キャッスル
音楽⇒ ジョン・カーペンター、アラン・ハワース
特殊効果撮影監督⇒ ジェームズ・キャメロン、デニス・スコタク
出演⇒ カート・ラッセル、リー・ヴァン・クリーフ、アーネスト・ボーグナイン、ドナルド・プレザンス、アイザック・ヘイズ、ハリー・ディーン・スタントン、オックス・ベーカー
公開⇒ 1981年
アメリカ映画
ジョン・カーペンターの監督作というとホラー映画やSF映画が多く、
私も昔『ハロウィン』や『ザ・フォッグ』などをテレビの洋画劇場で見てましたが、
特に面白いとまでは思ってませんでした。
それが、この作品を見たらその面白さにすっかり惹きつけられたものです。
時代は近未来(1997年)、アメリカ政府は犯罪者増加のため、
マンハッタン島を島ごと巨大な監獄にして終身刑の重犯罪者ばかりを集め、
定期的に食料を配給する以外は全て所内の囚人に自治を委ねているという設定の発想がいかにも面白そうですね。
そして、テロリストによってそこへ大統領専用機が墜落させられ、
大統領は脱出するも囚人たちに見つかって人質にとられ、
囚人たちは全囚人の開放を要求してくる。
国家側は大統領救出のために、凄腕の犯罪者スネーク・プリスキンをマンハッタンへ潜入させる…
という筋立てですがこれが面白かったですね。
また、出演者もそうそうたる顔ぶれでしたね。主演でスネーク・プリスキン役のカート・ラッセルは
子役の頃から活躍していたそうですが当時はまだ無名に近い俳優で、
この作品で知名度が上がったようです。
それ以外にもマカロニ・ウエスタンで有名だったリー・ヴァン・クリーフが警察本部長役で渋い演技を見せてましたし、
同じカーペンター監督の『ハロウィン』などにも出ていたドナルド・プレザンスが大統領役で出てました。
また、『エイリアン』に出演していたハリー・ディーン・スタントンも出てましたし、
アーネスト・ボーグナインがスネークを助けるタクシー運転手役で出てましたね。
あと、異色なところでは、あの「黒いジャガーのテーマ」を大ヒットさせたソウルミュージックの大御所アイザック・ヘイズが
ギャングのボス役で、本物のプロレスラーだったオックス・ベーカーが、
スネークと殺人ゲームで対戦するレスラー役で出てましたね。
何と言ってもスネーク役のカート・ラッセルがかっこいいです。
ボサボサの長髪に無精髭に黒眼帯、そして無骨な表情を浮かべて必要以外のことは喋らないというキャラクターが決まってました。
そのスネークは頚動脈に24時間後に爆発する小型爆弾を注入されてしまい、
大統領を救出して戻ってこなければ命がないというストーリーも緊迫感を高めていてスリリングな面白さでした。
他のブログの映画評でも書かれてあるようにいかにも低予算による安っぽい感じの作りですが、
中身が面白いから許せます。
1996年に続編の『エスケープ・フロム・L.A』が公開されてますが、
この第1作の面白さにはかないませんでした。
評価 ★★★★
『ニューヨーク1997』のBlu-rayはこちら
製作⇒ デブラ・ヒル、ラリー・J・フランコ
脚本⇒ ジョン・カーペンター、ニック・キャッスル
音楽⇒ ジョン・カーペンター、アラン・ハワース
特殊効果撮影監督⇒ ジェームズ・キャメロン、デニス・スコタク
出演⇒ カート・ラッセル、リー・ヴァン・クリーフ、アーネスト・ボーグナイン、ドナルド・プレザンス、アイザック・ヘイズ、ハリー・ディーン・スタントン、オックス・ベーカー
公開⇒ 1981年
アメリカ映画
ジョン・カーペンターの監督作というとホラー映画やSF映画が多く、
私も昔『ハロウィン』や『ザ・フォッグ』などをテレビの洋画劇場で見てましたが、
特に面白いとまでは思ってませんでした。
それが、この作品を見たらその面白さにすっかり惹きつけられたものです。
時代は近未来(1997年)、アメリカ政府は犯罪者増加のため、
マンハッタン島を島ごと巨大な監獄にして終身刑の重犯罪者ばかりを集め、
定期的に食料を配給する以外は全て所内の囚人に自治を委ねているという設定の発想がいかにも面白そうですね。
そして、テロリストによってそこへ大統領専用機が墜落させられ、
大統領は脱出するも囚人たちに見つかって人質にとられ、
囚人たちは全囚人の開放を要求してくる。
国家側は大統領救出のために、凄腕の犯罪者スネーク・プリスキンをマンハッタンへ潜入させる…
という筋立てですがこれが面白かったですね。
また、出演者もそうそうたる顔ぶれでしたね。主演でスネーク・プリスキン役のカート・ラッセルは
子役の頃から活躍していたそうですが当時はまだ無名に近い俳優で、
この作品で知名度が上がったようです。
それ以外にもマカロニ・ウエスタンで有名だったリー・ヴァン・クリーフが警察本部長役で渋い演技を見せてましたし、
同じカーペンター監督の『ハロウィン』などにも出ていたドナルド・プレザンスが大統領役で出てました。
また、『エイリアン』に出演していたハリー・ディーン・スタントンも出てましたし、
アーネスト・ボーグナインがスネークを助けるタクシー運転手役で出てましたね。
あと、異色なところでは、あの「黒いジャガーのテーマ」を大ヒットさせたソウルミュージックの大御所アイザック・ヘイズが
ギャングのボス役で、本物のプロレスラーだったオックス・ベーカーが、
スネークと殺人ゲームで対戦するレスラー役で出てましたね。
何と言ってもスネーク役のカート・ラッセルがかっこいいです。
ボサボサの長髪に無精髭に黒眼帯、そして無骨な表情を浮かべて必要以外のことは喋らないというキャラクターが決まってました。
そのスネークは頚動脈に24時間後に爆発する小型爆弾を注入されてしまい、
大統領を救出して戻ってこなければ命がないというストーリーも緊迫感を高めていてスリリングな面白さでした。
他のブログの映画評でも書かれてあるようにいかにも低予算による安っぽい感じの作りですが、
中身が面白いから許せます。
1996年に続編の『エスケープ・フロム・L.A』が公開されてますが、
この第1作の面白さにはかないませんでした。
評価 ★★★★
『ニューヨーク1997』のBlu-rayはこちら
2014年07月10日
プレデター
監督⇒ ジョン・マクティアナン
製作⇒ ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルバー、ジョン・デイヴィス
脚本⇒ ジム・トーマス、ジョン・トーマス
音楽⇒ アラン・シルヴェストリ
出演⇒ アーノルド・シュワルツェネッガー、カール・ウェザース、エルピディア・カリーロ、ビル・デューク、ジェシー・ベンチュラ、ケヴィン・ピーター・ホール
公開⇒ 1987年
アメリカ映画
今回はシュワルツェネッガー主演のSF映画を紹介します。
実はこの映画を最初見た時はそれほど特別面白いとは思えなかったんですが、
テレビの洋画劇場で何回か見ていくうちにだんだん面白いと思うようになりました。
始め見た時それほど面白いと思えなかったのは、
異星人の造形がカッパのようでイマイチだなと思ったからで、
私としては、『エイリアン』に出てくるクリーチャーのような姿を期待してたのに期待外れだったからなんですが、
回を重ねて見ていくうちにサスペンスあふれるそのストーリー展開に面白いと思えるようになったんです。
まず導入部分はシュワルツェネッガー達の特殊部隊対ゲリラの戦いだったのが、
途中から異星人が割り込んでくるような形で、
その異星人との戦いになるというのが意外性のある凝った展開だと思えました。
このストーリー展開は、続編の『プレデター2』でも踏襲されていて、
麻薬シンジケート間や警官対麻薬組織の抗争に異星人が割り込んでくるような形から警官対異星人との戦いになっていってますし、
『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』でも同じような手法が取られてましたね。
さて、本作の見どころは、忍者のようになかなか姿を表わさない異星人に、
特殊部隊の隊員が1人また1人と殺されてゆく展開がサスペンスにあふれていて面白かったですね。
そしてそれがクライマックスに達するのがシュワルツェネッガーが1人で異星人と戦うところで、
最先端の武器が役に立たず最後は素手で戦う場面がよかったですね。
いつもはスーパーヒーローで難なく敵を倒してゆくシュワルツェネッガーが、
この映画では異星人にたじたじとなって戦う場面がリアリティがあってよかったと思います。
この映画はシリーズ化されて続編が先ほど書いた『プレデター2』と『プレデターズ』と作られ、
『エイリアン』シリーズとのクロスオーバー作品で『エイリアンVSプレデター』や『AVP2 エイリアンズVSプレデター』が作られてますが、
私はこの第1作が最も面白かったですね。
評価 ★★★★
『プレデター』のBlu-rayはこちら
製作⇒ ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルバー、ジョン・デイヴィス
脚本⇒ ジム・トーマス、ジョン・トーマス
音楽⇒ アラン・シルヴェストリ
出演⇒ アーノルド・シュワルツェネッガー、カール・ウェザース、エルピディア・カリーロ、ビル・デューク、ジェシー・ベンチュラ、ケヴィン・ピーター・ホール
公開⇒ 1987年
アメリカ映画
今回はシュワルツェネッガー主演のSF映画を紹介します。
実はこの映画を最初見た時はそれほど特別面白いとは思えなかったんですが、
テレビの洋画劇場で何回か見ていくうちにだんだん面白いと思うようになりました。
始め見た時それほど面白いと思えなかったのは、
異星人の造形がカッパのようでイマイチだなと思ったからで、
私としては、『エイリアン』に出てくるクリーチャーのような姿を期待してたのに期待外れだったからなんですが、
回を重ねて見ていくうちにサスペンスあふれるそのストーリー展開に面白いと思えるようになったんです。
まず導入部分はシュワルツェネッガー達の特殊部隊対ゲリラの戦いだったのが、
途中から異星人が割り込んでくるような形で、
その異星人との戦いになるというのが意外性のある凝った展開だと思えました。
このストーリー展開は、続編の『プレデター2』でも踏襲されていて、
麻薬シンジケート間や警官対麻薬組織の抗争に異星人が割り込んでくるような形から警官対異星人との戦いになっていってますし、
『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』でも同じような手法が取られてましたね。
さて、本作の見どころは、忍者のようになかなか姿を表わさない異星人に、
特殊部隊の隊員が1人また1人と殺されてゆく展開がサスペンスにあふれていて面白かったですね。
そしてそれがクライマックスに達するのがシュワルツェネッガーが1人で異星人と戦うところで、
最先端の武器が役に立たず最後は素手で戦う場面がよかったですね。
いつもはスーパーヒーローで難なく敵を倒してゆくシュワルツェネッガーが、
この映画では異星人にたじたじとなって戦う場面がリアリティがあってよかったと思います。
この映画はシリーズ化されて続編が先ほど書いた『プレデター2』と『プレデターズ』と作られ、
『エイリアン』シリーズとのクロスオーバー作品で『エイリアンVSプレデター』や『AVP2 エイリアンズVSプレデター』が作られてますが、
私はこの第1作が最も面白かったですね。
評価 ★★★★
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2014年06月24日
ターミネーター
監督⇒ ジェームズ・キャメロン
製作⇒ ゲイル・アン・ハード
製作総指揮⇒ ジョン・デイリー、デレク・ギブソン
脚本⇒ ジェームズ・キャメロン、ゲイル・アン・ハード
特殊撮影⇒ スタン・ウィンストン
出演⇒ アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン、アール・ボーエン
公開⇒ 1984年
アメリカ映画
監督のジェームズ・キャメロンと主演のシュワルツェネッガーを一躍有名にしたのがこの映画ですが、
実は私は最初この映画を見た時はまあまあ面白いけど特別面白いというほどでもないなと思ってたんですが、
テレビの洋画劇場で何度か見ていくうちにだんだんと面白くなっていき、
今では好きな映画の1つとなっています。
まず殺人ロボット役のシュワルツェネッガーがいいですね。
数少ない悪役の中でも感情のない機械の役どころが似合ってましたね。
それと、準主役マイケル・ビーンの哀愁漂う演技もよかったですね。
それから、物語の中での笑える場面も面白く、
警察署窓口でシュワルツェネッガーが後に有名になるセリフ「また来る(I'll be back)」と言っていったん出ていき、
車で突っ込んでくるところなどは笑えましたね。
そしてもちろん、この作品の最大の見どころはシュワルツェネッガー演じる未来から送り込まれたアンドロイドが標的のサラ・コナーをどこまでも追いかけてくる場面で、
最後のところで爆発によって終わったと思ってたら、
炎上している中からロボットの骨格だけで現われて、
標的を執拗に追いつめてゆくところが意外性があって面白かったですね。
あの人工皮膚が焼けはがれて骨格だけになったロボットもストップモーションアニメでよくできていました。
なお、この作品はシリーズ化されてその後も何作か作られてますが、
脚本を書いたジェームズ・キャメロンは2作で終わらせるつもりだったそうですが、
私はこのシリーズではこの1作目が最も面白いと思ってるので、
この1作だけで充分だと思ってます。
評価 ★★★★
『ターミネーター』のBlu-rayはこちら
製作⇒ ゲイル・アン・ハード
製作総指揮⇒ ジョン・デイリー、デレク・ギブソン
脚本⇒ ジェームズ・キャメロン、ゲイル・アン・ハード
特殊撮影⇒ スタン・ウィンストン
出演⇒ アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン、アール・ボーエン
公開⇒ 1984年
アメリカ映画
監督のジェームズ・キャメロンと主演のシュワルツェネッガーを一躍有名にしたのがこの映画ですが、
実は私は最初この映画を見た時はまあまあ面白いけど特別面白いというほどでもないなと思ってたんですが、
テレビの洋画劇場で何度か見ていくうちにだんだんと面白くなっていき、
今では好きな映画の1つとなっています。
まず殺人ロボット役のシュワルツェネッガーがいいですね。
数少ない悪役の中でも感情のない機械の役どころが似合ってましたね。
それと、準主役マイケル・ビーンの哀愁漂う演技もよかったですね。
それから、物語の中での笑える場面も面白く、
警察署窓口でシュワルツェネッガーが後に有名になるセリフ「また来る(I'll be back)」と言っていったん出ていき、
車で突っ込んでくるところなどは笑えましたね。
そしてもちろん、この作品の最大の見どころはシュワルツェネッガー演じる未来から送り込まれたアンドロイドが標的のサラ・コナーをどこまでも追いかけてくる場面で、
最後のところで爆発によって終わったと思ってたら、
炎上している中からロボットの骨格だけで現われて、
標的を執拗に追いつめてゆくところが意外性があって面白かったですね。
あの人工皮膚が焼けはがれて骨格だけになったロボットもストップモーションアニメでよくできていました。
なお、この作品はシリーズ化されてその後も何作か作られてますが、
脚本を書いたジェームズ・キャメロンは2作で終わらせるつもりだったそうですが、
私はこのシリーズではこの1作目が最も面白いと思ってるので、
この1作だけで充分だと思ってます。
評価 ★★★★
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