2016年11月27日

ジュラシック・ワールド

監督⇒ コリン・トレボロウ

製作⇒ フランク・マーシャル、パトリック・クロウリー

製作総指揮⇒ スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル

脚本⇒ リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、コリン・トレボロウ、デレク・コノリー

原案⇒ リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー

原作⇒ マイケル・クライトン (キャラクター原案)

音楽⇒ マイケル・ジアッチーノ

出演者⇒ クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジュディ・グリア、ローレン・ラプクス、ジェイク・ジョンソン、ジョディ・リン・ブロックストン、ヴィンセント・ドノフリオ、ニック・ロビンソン、ケイティ・マクグラス、B・D・ウォン、ブライアン・ティー、イルファーン・カーン、タイ・シンプキンス

公開⇒ 2015年

アメリカ映画



今回紹介する映画は、去年公開された『ジュラシック・ワールド』です。

この作品は『ジュラシック・パーク』、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』、『ジュラシック・パークIII』から続くシリーズの4作目になります。



私は2作目も3作目も第1作の面白さには敵わないと思ってたんですが、

4作目の本作は意外に面白かったですね。

と言うか、この作品が第1作よりも面白いくらいでしたね。



もともと恐竜を扱った映画は私は大好きなんですが、

この作品はコンピューターグラフィックスによる恐竜のリアルな造形にしてもストーリー展開にしても素晴らしかったです。



登場する恐竜の主なものは、ヴェロキラプトル、ティラノサウルス、アンキロサウルス、アパトサウルス、プテラノドンなどおなじみの恐竜も多いですが、

それらに混じって、モササウルスという体つきがアザラシやオットセイのような手足がヒレのようになっている巨大な肉食海棲爬虫類(厳密には恐竜の種類ではないそうです)が出てましたね。

手なずけて、パーク内でイルカショーのような餌やりで見せ物にしているシーンがなかなか圧巻でした。



そして本作で特徴的なのが、インドミナス・レックスという恐竜で、

これは実在した恐竜ではなく、この映画ではティラノサウルスのDNAを基本に、

ヴェロキラプトル、アベリサウルス、カルノタウルス、マジュンガサウルス、ルゴプス、ギガノトサウルス、テリジノサウルスなどのDNAを加えて遺伝子組み換えによって誕生させたという設定になっています。



それぞれの恐竜のDNAにより、その特徴を具えていてすごく獰猛で高い知能も持つという最強の恐竜という設定になっているので、

より面白みのある内容になってました。



この映画の面白さは先にも書いたように、

CGによる恐竜のリアルな造形と動きにあります。



こういう映画を見ると昔の恐竜映画は見れないと思ってしまうくらいで、

本当に映画の技術も進化したものですね。



もちろんいくら恐竜の造形や動きが素晴らしくても、

それだけではそれほど面白いと思える映画にはなりません。



やはり練られたストーリーがあって超絶面白いと思える作品に仕上がるわけです。

この作品はそんな超絶面白い映画だと言えます。

続編も制作される予定ということなので、今から楽しみにしています。




評価 ★★★★★








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2014年04月06日

ジュラシック・パーク

監督⇒ スティーヴン・スピルバーグ

製作⇒ キャスリーン・ケネディ、ジェラルド・R・モーレン

脚本⇒ マイケル・クライトン、デヴィッド・コープ

出演者⇒ サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー、サミュエル・L・ジャクソン

音楽⇒ ジョン・ウィリアムズ

公開⇒ 1993年

アメリカ映画


スピルバーグ監督のSF大作『ジュラシック・パーク』。これも面白い映画でしたね。現代に蘇った恐竜が人間を襲うという、私が好きな分野の映画なので特に面白く見ました。
まず恐竜が素晴らしかったですね。それまでの恐竜映画や怪獣映画はストップモーション・アニメあるいはゴーモーション・アニメが主流でしたが、コンピュータグラフィックス(CG)を本格的に使った恐竜映画はこの作品が最初のようです。そのCGによる恐竜の造形と動きがより本物らしく出来ていて素晴らしかったです。
また、CGだけでなく、機械操作による原寸大のロボットを使ったアニマトロニクスという技術も使われていて、それを使ったティラノサウルスが本物のような迫力でしたね。
他には小さめの恐竜は着ぐるみも使われているそうで、そのようにさまざまな技法を使って恐竜を再現しているんですが、いずれもリアルな恐竜を再現しているところが素晴らしかったです。
それと、昔の恐竜映画では2足歩行の恐竜は直立して尻尾を引きずって歩いてましたが、この映画では最新の研究に基いて上体を前に倒して尻尾を水平に上げている恐竜が描かれています。
ストーリーも、最新テクノロジーで恐竜を現代に蘇らせ、テーマパークで飼いならして見世物にするという構想だったのが、開園する前にシステムが破綻し恐竜たちが人間を襲ってくるという内容で、面白さももちろんですが、人間が自然を制御することへの危険性や安全神話への警告といったメッセージも読み取れる作品でした。

それから、まだ有名になる前のサミュエル・L・ジャクソンがエンジニア役で出ていますが、私は近頃まで気が付きませんでした。メガネをかけているからか、知らない俳優だと思ってました(^_^;)
あと、スピルバーグ監督の細かい演出(コップの水が振動して、巨大恐竜が近づいてくるのを予期させるなど)もさすがだなと思わせる映画でしたね。

この映画はシリーズ化されて続編がいくつか作られてますが、やはり第1作であるこの作品が最高に面白かったですね。

評価 ★★★★★







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posted by エイタロー at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | SFパニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする