製作⇒ マイケル・フィネル、ジャック・コンラッド
製作総指揮⇒ ダニエル・H・ブラット、スティーヴン・A・レイン
脚本⇒ ジョン・セイルズ、テレンス・H・ウィンクルス
音楽⇒ ピノ・ドナッジオ
出演⇒ ディー・ウォレス、パトリック・マクニー、デニス・デューガン、クリストファー・ストーン、ベリンダ・バラスキー
公開⇒ 1981年
アメリカ映画
狼男あるいは狼人間の映画は古くからいくつも作られてますが、
最も面白いのが本作ではないでしょうか。
この映画の最大の見どころは何と言っても狼に変身するシーンです。
それ以前の映画では、オーバーラップ技法によって狼に変身するシーンを演出してましたが、
この映画では人間の顔が歪み狼のように口先が伸びていく様子を時間を掛けて特殊技術で見せていました。
あの変身シーンはインパクトありましたね。
今ならコンピューターグラフィックスでどんな変身シーンでも作れますが、
まだCGがなかった当時、役者のメイクと機械操作のダミーであんなリアルな変身シーンを表現していたのですからすごい技術だと思いますし、
かえってCGよりもリアルさがありましたね。
もちろん、恐怖を盛り上げてゆくサスペンスも見事でした。
それまでの変身シーンのイメージを変えた革新的な映画でした。
評価 ★★★★
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